燃えない紙

通常、紙は、火に近づけると燃えてしまいます。
それはみなさん、普通に考えて理解していることですよね。

では、旅行などに行ったとき、夕食に紙鍋が使われたお料理が出てきたことはありませんか?
この紙は、火にかけても燃えることがありません。
なんとなく、普通の紙とは違うんだろうなと思ってはいても、不思議ですよね。

不燃紙、いわゆる燃えない紙は、普通の紙とは何がちがうんでしょうか。

不燃紙は普通の紙よりも、パルプの割合が2割程度と少なく、残りの8割を水酸化アルミニウムが占めています。
水酸化アルミニウムは200℃に達すると水を発生する性質がある物質で、この水分が火を消化し、紙を冷やす働きをするわけです。
自己消火ができる紙、というわけです。
このため、不燃紙は火にさらされても燃えない、というわけなんです。

他にもリン酸アンモニウム、スルファミン酸アンモニウムなどの難燃剤を使って作る難燃紙もありますが、最近では水酸化アルミニウムを使った不燃紙が最も多く使われています。

ちなみに、普通の紙でも、水を入れて火にかけると水が沸騰しても紙が燃えることはありません。
これは、水の沸点は100℃で、それに対して紙が燃える温度が300℃であり、水が入っている限りは紙が300℃に達することはないからなんですね。

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