懐かしのわら半紙と印刷

ブログをお読みいただきありがとうございます。
大阪の印刷会社三陽美術スタッフ松田です。

今日は「懐かしのわら半紙と印刷」についてお話したいと思います。

今から40年ほど前、学校から配布される印刷物は、「わら半紙」に印刷されたものでした。
現代の学生さんには「わら半紙って何?」と思われるかもしれないですね。
元々は稲藁や麦藁が原料の、茶色がかった灰色の毛羽立った半紙のことです。
更紙(ざらし)ともいわれます。

印刷機用の蝋を張ってある用紙に、鉄筆で字や絵を紙に書き、それを版円筒にまきつけるか、丸い版を取り付けて回転させます。
すると、内側から滲み出したインクが鉄筆で削った分、反対側に漏れ出して、そこに巻き込まれた紙に印刷できるという仕組みです。

この印刷機械を輪転機、正確には輪転印刷機と呼びます。
それより前の印刷物は「ガリ版」と呼ばれる謄写版を用いて作られました。

ワープロもそれほど浸透していない時代だったことと、このわら半紙が安価であったことから学校でよく使われていましたね。学級新聞を作っていた方はハンドルをグルグル回していたことと思います。

わら半紙で育った世代の方には、ペラペラで紙が柔らかいので消しゴムをかけると破れたり、鉛筆の字が綺麗に消えずにどんどん黒くなったりという懐かしい記憶をお持ちの方が多いのではないでしょうか。

また色も白黒のみでカラー印刷を学校で目にする機会もあまり多くなかったと思います。

最近では逆にわら半紙が高価になってしまったので、わら半紙が使われることは少なくなりました。
しかし輪転機は印刷面が円筒で高速回転して印刷ができるため、今でも速報性の求められる新聞や雑誌の高速印刷に用いられています。

こんな印刷物がほしい、というご要望がありましたら、まずはお気軽に大阪の印刷会社三陽美術までご相談くださいませ。

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