横浜毎日新聞~ 和文号数活字

横浜毎日新聞~ 和文号数活字

日本で最初の和文活字は、1869年に本木昌造氏がアメリカから伝わった号数活字を参考にした「号数制」といわれています。
号数制は、活字の字面の突起部を除いた角柱の部分を号数制にした活字で、初号、1号~8号の9種類の号数に分かれています。
当時は主に、本文用として5号(10.5ポイント)、4号(13.75ポイント)が使われていました。
ちなみに1962年には、和文活字のJIS規格が制定されポイントに統一されましたが、その後も号数活字は使われていたんですよ。

そしてこの号数制の活字を使って印刷された、日本で最初の日本語の日刊新聞が1871年に発行された「横浜毎日新聞」でした。

横浜毎日新聞は、当時神奈川県知事だった井関盛良の呼びかけによって、横浜の貿易商の出資で発刊されました。そのため、当初は主に貿易に関するニュースが中心でした。

幕末までは半紙を二つ折りもしくは四つ折りにしたものをまとめた冊子の形のものであったのに対し、横浜毎日新聞は洋紙の両面に、欄で区切った記事を印刷するという現在の新聞とほとんど変わらない形の当時としては画期的なものでした。

その後さまざまな事情で東京横浜新聞、毎日新聞、東京毎日新聞と名を変え、1940年に帝都日日新聞に吸収合併され消滅してしまったんです。

印刷業界にも今日まで、生まれては消えていった印刷物がたくさんあります。
それらがあるからこそ、今日の印刷業界があるんですね。

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