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印刷知識 Archive
片艶晒クラフト封筒の印刷
- 2024-01-21 (日)
- 印刷知識
片艶晒クラフト紙は、強度が高く、セメント袋や封筒・梱包用紙として非常によくつかわれる茶色いクラフト紙を白く漂白し、さらに片面に光沢加工を施した用紙です。
片艶晒クラフト封筒は、この用紙を使って封筒にしたもので、地紋入などで中身が透けないように加工されているものが多くあります。
封筒自体が薄いため、送料も安く済み、また薄さの割に強度が高いので比較的人気のある封筒です。
また、グリーン購入法に適合するものもありエコの観点からも注目されており、利用する企業さんなどが増えています。
封筒以外にも、その強度と光沢の美しさから、お店などで包装紙や紙袋などに最もよくつかわれている用紙です。
高級感を出せ、また重要書類を外から見られることなく送付することもできるので、ビジネスにおいては非常に使い勝手の良い封筒といえるのではないでしょうか。
次の封筒作成の機会には、片艶晒クラフト封筒をご利用になってみてはいかがでしょうか。
中身の透けない丈夫な片艶晒クラフト封筒の印刷をお考えなら、印刷会社さんにご相談ください。
また、三陽美術でも片艶晒クラフト封筒の印刷を承っておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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大阪の印刷会社 大阪府松原市高見ノ里3丁目16番2号
TEL:072-331-0816 FAX:072-339-2188
お問い合わせ http://www.sanyoubijyutsu.co.jp/info/contact.html
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世界で最も持続可能な100社と凸版印刷
- 2023-10-27 (金)
- 印刷知識
世界で最も持続可能な100社と凸版印刷
日本の印刷業界を牽引する企業のひとつである凸版印刷さんが、「グローバル100」として知られる「世界で最も持続可能な100社 2009」に選ばれました。
2005年から公表されているこのデータは、アメリカのイノベスト バリュー ストラテジック アドバイザーズ社が行った調査分析をもとに、世界中のありとあらゆる業界の企業1800社以上の「持続可能性」を同社がカナダのコーポレートナイツ社とともに評価しているもの。
この評価に、凸版印刷さんは3年連続で選出されていて、日本国内の印刷業界で選出されているのは凸版印刷だけです。
選出されるにはさまざまなでの調査分析で高評価を得なければなりません。凸版印刷さんは今回、環境マネジメント・システムの構築、環境配慮型製品の開発、CSR調達の推進などの点で評価されたとのこと。
印刷業界はインターネットの普及に伴い、景気の良くない業界であると言われて久しいですが、まだまだそんなことはありません。
印刷業界の企業さんもこうして企業努力を続け世界に認められており、他の印刷会社さんもそれに追従しながら頑張っているんですよ。
当社も他の企業さんに負けないように、技術やサービスの向上はもちろん、社内のシステムや環境への配慮などさまざまな面でより成長できるようこれからも頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。
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ポリプロピレン加工とは
- 2023-08-17 (木)
- 印刷知識
ポリプロピレン加工とは、印刷が完了した後に、表面にポリプロピレンフィルムを熱で圧着し貼り合わせる加工のことです。
雑誌やパンフレット、教科書など、表面がつるんとした加工になっているものなどが、ポリプロピレン加工されたものなんです。
この加工を施すことで、表面の保護や強化、化粧の役割を果たしています。
具体的には、湿気に強く水をはじいたり、紙自体を強化し耐久性をもたせたり、質感を出し見た目を美しく仕上げる、といったようなことですね。
ポリプロピレン加工には、ツヤのあるものとマットなものがあり、ツヤのあるものは光沢を強くし、印刷を鮮やかにさせ耐久性を上げる効果があり、マットなものには逆に表面の光沢を抑える効果があり、高級感のある仕上がりになります。
どちらの加工を選択するかは、その印刷物の内容やターゲットによって決める必要があるでしょう。
若い読者が多く、比較的短めのスパンで印刷される雑誌などはツヤのある加工でよいでしょうし、比較的年配の読者が多い書籍ならマットな加工の方が向いている…といったような具合です。
どちらの加工が良いかお悩みの場合は、印刷会社さんに相談すれば、よいアドバイスをもらえるのではないでしょうか。
三陽美術でもポリプロピレン加工について承っておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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CDジャケット印刷
- 2023-07-27 (木)
- 印刷知識
CDジャケット印刷
印刷業務の中でも、楽しみをより感じることのできる作業の中にCDジャケット印刷があります。
CDジャケットは作り手の思いやセンスなどが強くこもっていて、オリジナリティもあり印刷作業の間にも見ていて楽しいんですよ。
音楽業界の企業さんと提携している印刷会社さんなら、CDジャケット印刷もそれなりのクオリティを求められますから、そうも行っていられない過酷な部分もあるでしょうけど…。
個人の方でもCD制作をされている方は最近では案外多くいらっしゃり、そんな方たちから印刷のご依頼を受けた時には楽しみながらの印刷作業になることが多いんです。
しかし個人レベルではCDジャケット印刷なんて高くてなかなか…という方も少なくなく、あまり多くのご依頼をいただくことがないのは非常に残念です。
確かに有名アーティストが出すようなCDのレベルを求められるとちょっと大変ですが、少し質が劣るもののそこそこのクオリティのものを印刷するならそれほどの金額にはなりませんし、小ロットならオンデマンド印刷で対応することも可能です。
これならぐっと敷居は低くなりますよ。
せっかく制作したCD、見た目にもこだわりたい!と思われたら、ぜひ一度印刷会社さんに相談してみてくださいね。
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wordのデータ入稿
- 2023-04-20 (木)
- 印刷知識
印刷会社さんへの入稿は、最近ではパソコンで作成したデータで入稿、という場合がほとんどです。
しかしこのデータ入稿、これが実は結構曲者なんです。
基本的に、DTPで使用するソフトで保存すれば、そのまま印刷会社さんに入稿すればOKです。
では、ほかのソフト、たとえばWordなどで作成したデータを入稿する場合はどうなんでしょう?
実は、Wordなどのワープロソフトで作成したデータでの入稿を受け付けていない印刷会社さんも存在するんです。
それはなぜなんでしょうか?
保存形式など、実はいろいろ複雑で、たとえばWordでは印刷工程に入る前に互換ソフトを使って保存形式を変換する作業を行う必要があるんです。
通常の作業とは違った流れで作業を進め、手間をかけなければいけなくなるわけです。
ですから、はじめからWordなどで作成したデータの入稿は受け付けない、というスタンスの印刷会社も出てくるんですね。
そういう場合は、あらかじめお客さんのほうで互換ソフトを使って変換作業を行った後入稿、という作業が必要になります。
なので、可能な限り、データ作成はDTPソフトを使うほうがお客さんも印刷会社も手間が省けるので、DTPソフトの利用をお勧めします。
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ノベルティグッズ
- 2023-02-14 (火)
- 印刷知識
ノベルティグッズ
お店を経営されている方や、イベントなどに参加される際にあると便利なノベルティグッズ。
今ではこのノベルティグッズも非常に種類が豊富になっています。
ポケットティッシュやウエットティッシュは言わずもがな、タオルやクリアファイル、ボールペン、うちわや付箋などなど…バラエティに富んでおり挙げればきりがありません。
季節ものとしては、今の時期「使い捨てカイロ」なんてものもあるんです。
その分、印刷会社も多種多様な技術が求められるため、日々努力を重ねています。
ノベルティグッズとは言っても、やはり使い勝手の良いもの、日々何気なく使うものを採用するのがいいですね。
そしてそれを受け取った方が使ってくださることで、簡単に宣伝効果が期待できるわけですから…。
そういったことを考えると、文具や日用品というのは強いのかもしれませんね。
ノベルティグッズのどの部分にどのようにして自社のアピールをするのか、そういったことも作る側としては悩む部分かもしれません。
そんなお悩みにも、私たち印刷会社は培ったノウハウで適切なアドバイスができると思いますよ。
より効果的なノベルティグッズをお考えならぜひ一度、ご相談ください。お待ちしております。
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紙はこうやって作られる
- 2023-02-02 (木)
- 印刷知識
紙はこうやって作られる
世の中に出回っている紙には多くの種類が存在します。
その中でも、今回は一般的な化学パルプの紙が作られる流れをご説明しようと思います。
まず木材の皮を向き細かく削ったチップから繊維だけを取り出す「パルピング」という作業を行います。
繊維に薬品や熱を加え、洗ってごみなどを取り除いたら漂白装置にかけ、色のついた物質を取り除くことで繊維を白くします。
液状になったパルプをワイヤーの上で同じ厚みに広げたら、それをローラーでプレスし水分を絞ります。
それに熱を加えて乾かし、さらに水分を取り除いたら、表面に塗料を塗って滑らかにします。
最後に出来上がった紙を巻き取り、決められた寸法にカットすれば、製品としての「紙」の出来上がりです。
現在の印刷物の中では、上記の工程を踏んで作られる化学パルプ紙がもっとも多く利用されていますが、紙の種類によっては、もっと複雑な工程を踏んで出来上がるものも多く存在します。
こだわりのある紙は、すべて手作業で行われているものもあり、「手漉き」と銘打って高価に取引されていたりもするんですよ。
その分、通常の印刷には向かないことも多いのですが…。
こうして作られる紙の存在がなければ、印刷業界はなりたちません。
私たち印刷会社にとっては、紙工会社様様、なんですね。
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温度と印刷
- 2023-01-07 (土)
- 印刷知識
印刷作業には、温度も重要な要素のひとつです。
インクを使って紙などの媒体に印刷をするので、温度・室温が高すぎたり低すぎたりすると仕上がりに違いが出てきてしまいます。
よりその印刷、インクや印刷媒体に合った温度・室温で印刷を行う必要があります。
ですから、基本的には、印刷工場内は一定の温度で保たれています。
ちなみに室温は20度前後が適温とされています。
といっても、印刷方法やインクによって適温というのは違ってくるため、特に特殊なものを使うときには温度調節に注意して作業を行っています。
また、インクによっては、インク自体を温めたり冷やしたりして使用するということも必要になる場合があります。
さらに夏場と冬場では設定を変更したりすることさえあるんです。
印刷作業って実は、かなり繊細な作業なんですよ。
さまざまな印刷機械がある工場内は温度調節もなかなか大変なんです。
ですが、よりよい印刷物を作製するためには、そんな細かな気配りや努力も必要です。
ですから、私たち印刷会社はあらゆる印刷物の適温を知り、それを守って印刷を行う必要があります。
印刷の「プロ」である私たち印刷会社は、より美しい印刷物を提供するため、日々努力しています。
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株券の印刷
- 2023-01-05 (木)
- 印刷知識
会社設立や増資をした場合、定款で株券を発行する旨の記載をしていれば、株券も発行する必要があります。
株券は発行会社の品位や信頼性を表す大切なものです。
株主さんが見て納得のできるような証券の印刷をされることが大切です。
2009年までは、偽造変造防止のために、各証券取引所から十分な管理組織のもとで運営されていると認められた印刷会社で印刷され、さらに各取引所で決められている様式に合った株券であることが必要でした。
そのため、株券を印刷できる印刷会社は一部に限られていました。
しかし今では、印刷会社が特定されることは無くなったため、信頼できる印刷会社さんにきっちりとした株券印刷を依頼されることをオススメします。
株券にはさまざまなものがありますが、会社ロゴなどがある場合はそれをきちんと入れるとよいでしょう。
さらに、会社の商号、株数、株券の記号番号、株式の内容(普通株式もしくは種類株式)、代表取締役の署名、代表者印なども必ず必要になるものですから、データなどを用意しておきます。
ちなみに、2009年1月に「株券不発行制度」、いわゆる電子化に移行したため必ずしも紙の株券を発行する必要はなくなったのですが、株主さんの中には、まだまだ紙の株券を重要視する方もおられるようです。
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DTPが主流になった理由
DTPが主流になった理由
現在の印刷業界では、DTPが主流です。
DTPとは本や新聞を編集する際、割り付けなどを行う作業のことで、デスクトップパブリッシングの略称です。
このDTPが登場する前は、デザイン・版下作成、製版といった作業をそれぞれの職人さんが手作業で行っていました。
しかしDTPでは、これらの作業すべてをコンピューター上で行うことができるため、人員も一人で済んでしまうようになったわけです。
そのため、時間と人手を大幅に削減することができると一気に普及していきました。
そして、印刷業界のシェアをあっというまに占めてしまったんですね。
DTPが普及するとともに、効率はもちろん印刷の質も上がりました。
そして、さらに手をかけることができなかった部分にも手が回るようになり、
印刷業界としても手がけることのできるものの幅が広がったわけです。
DTPは印刷業界に、いまやなくてはならないものですね。
迅速で丁寧に、そして美しい印刷物を。
DTPのおかげで、現代のニーズにぴったりマッチした印刷技術を提供することができるわけです。
三陽美術でも、もちろんDTPを使用して作業を行っています。
より早く、美しい印刷物をご提供いたしますので、印刷物はぜひ三陽美術にご依頼ください。
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大豆油(SOY)インク
大豆油(SOY)インク
地球環境保護の観点から、印刷業界で使われるインクについても改善が行われています。
そこで近年開発され、普及している大豆油(SOY)インクというものがあります。
従来のインクは、主に顔料・樹脂・溶剤などを混ぜ合わせて作られていました。
しかし、この中の溶剤として使われる植物油と鉱物油のうち、鉱物油が地球温暖化に拍車をかけ、また大気汚染の原因になるということがわかってきました。
そこで、この問題を改善するために開発されたのが大豆油(SOY)インクというわけなんです。
大豆油(SOY)インクは、その名のとおり大豆油を原料としたインクで、従来のインクの溶剤として使われていた鉱物油の一部、もしくは全部を大豆油に置き換えて作られています。
大豆油は植物性のものであり、揮発性有機化合物の発生が少なく、分解されやすい上リサイクルにも適しており、まさにエコロジーを重要視する今の時代に合ったインクといえます。
現在はまだ業務用印刷にのみ使われており、家庭用のプリンターなどには普及していませんが、これから広く一般的に使われればより環境に優しい印刷を目指すことができるでしょう。
私たちもできるだけ早く、このインクが普及してくれることを期待しています。
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広告印刷とPDCA
- 2022-12-23 (金)
- 印刷知識
広告印刷とPDCA
多くの企業さんは、自社で扱う商品やサービスなどについて、さまざまな広告印刷を行って折られることと思います。
そんな広告印刷も、「PDCA」を行うか否かでその効果は大きく違ってきます。
PDCAとは、P(Plan)・D(Do)・C(Check)・A(Action)のことで、事業活動の「計画」「実施」「監視」「改善」を表しています。
広告印刷で具体的に考えると、まず、より効果の上がりそうな広告印刷の計画を立て、その印刷を実施します。
そして実際にその広告の効果、反響をチェックし、その実績を踏まえて次の広告印刷に活かしていく…といった感じになります。
こうしてPDCAを実行することで、より効率的な広告印刷を行うことができるんです。
これはやみくもに広告印刷を行うよりも経費削減になりますし、また実行に際しての経費などもあまりかかりませんから、
ぜひともやってみていただきたいと思います。
当社とお取り引きのある企業さんにもPDCAを実行することをお勧めしていますが、
それぞれ1回目より2回目、2回目より3回目、とより宣伝効果がアップしているんですよ。
やはりきちんとフィードバックを行うことは、ビジネスではとても重要なことだと痛感します。
広告印刷の際には、ぜひ取り入れてみてください。
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宝くじの印刷
- 2022-12-02 (金)
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「宝くじ」、みなさんも一度は購入されたことがあるのではないでしょうか。
宝くじは地方公共団体が発売元となり、その収益は公共のために使われています。
どの部分に使うかは、地方公共団体によります。
宝くじにもいろいろと種類があります。
たとえば3大宝くじといわれる「ドリーム」「サマー」「年末」や「ナンバーズ」「ミニロト」「ロト6」など。
そして実際に発売などの事務業務を行うのは、地方公共団体から委託を受けた銀行です。
銀行は発行計画に沿って、宝くじの印刷を委託したり販売したりします。
印刷方法は、大きな紙に一度に何枚もの宝くじを印刷し、断裁していきます。
そして、その後にくじの番号が印刷されていくんです。
絵柄と番号が別々に印刷されるのは、間違いがないよう細心の注意を払っているからなんですよ。
万一にも当たり番号が2つあった、なんてことがあっては大変ですから…。
その後、印刷が終わった宝くじの番号を間違いがないか機械で読み取って、さらに人の目で最終確認がされています。
本日よりサマージャンボ宝くじが発売されました。
これももちろん、上記のとおりに印刷されて発売されています。
あなたは買って万が一の当たりを狙いますか?
それとも、買わずにあきらめますか?
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CMYKとRGB
- 2022-08-09 (火)
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印刷業界に身を置く人や、何度も印刷を依頼している人ならもうご存知かとは思いますが、印刷で扱うカラーにはCMYKとRGBの2種類が存在します。
かつてはCMYKのみだったのですが、コンピュータが普及してからRGBというものが登場しました。
これは、カラーのデータのことです。
CMYKは、C(シアン)・M(マゼンタ)・Y(イエロー)・K(キー(ブラック))の色の3原色を表しており、これにブラックを合わせたの4色を使って色を表現する方法です。
そしてRGBは、R(レッド)・G(グリーン)・B(ブルー)の光の3原色を使い、これを混ぜ合わせることでさまざまな色を表現する方法です。
ですから、コンピュータ上で作成したデータをそのまま印刷してしまうと、モニタ上で確認した色味と実際の印刷物の色味が違う、という現象が起こってしまいます。
このために、まずデータを入稿する前にカラーデータをRGBからCMYKへと変更する必要があります。
さらに、色校正を行うことで色味のイメージ違いをできるだけ少なくしているわけなんです。
色もイメージどおりに印刷で再現するために、入稿の前には、必ず今一度カラーデータの確認をしてくださいね。
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本の作り方
- 2022-07-08 (金)
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前回は自費出版のお話をしましたが、それに関連して、今回は基本的な本の作り方をご説明しましょう。
本を制作するには、まず本の元となる原稿が必要なのはみなさんもお分かりのことと思います。
その原稿を、まずは印刷会社さんに入稿することになります。
入稿は、かつては紙原稿での入稿でしたが、今ではデータ入稿がほとんどです。
CD-ROMなどにデータを入れて渡したり、またメールなどで入稿を受け付けている印刷会社さんもあります。
製本には、まず原稿を元に組版を行います。
本文の基本体裁を決定し、見出しの処理などを行い、本文データを流し込みます。
また、DTP以前の組版作業ではできなかった、図表や写真の組み込みや色分け作業をこの段階で同時に行うことができます。
組版が完了したら、校正作業を行います。
これが完了すると、製版作業に入ります。
版は印刷の方法によって材質などが違いますので、それによって金額や納期が変動します。
版ができたら、実際に紙に印刷し、色校正などを行います。
そして校了後、いよいよ本番の印刷を行っていきます。
印刷が完了したら、これをまとめて断裁・折り・丁合・綴じを施し、本の形に仕上がる…という流れになっています。
こうして、1冊の本が出来上がるというわけですね。
本を完成に導くには、多くの工程と人の手がかかわっているんですよ。
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紙の保存方法
- 2022-06-17 (金)
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印刷にとって重要な道具である紙。
紙にはいろいろな種類のものがありますが、その基本の保存方法は同じ。
今回はそんな紙の保存方法についてお話ししたいと思います。
紙は「生きている」といわれます。
これは、水分を吸ったり吐いたりして「呼吸」しているからです。
ですから紙がきちんと呼吸できるように保存してやることが必要です。
印刷会社では、紙に最適な環境で保存を行いますが、ご家庭で保存する場合にはどうすればいいんでしょうか?
その場合には、新聞紙や和紙などで包むといいといわれています。
ビニールなどの通気性のない素材で包んでしまうと、紙の呼吸を阻害し変色したり、シミができたりしてしまうんです。
また、長期に保存する場合は、虫食いを防ぐために防虫剤などと一緒に保存します。
直射日光に当ててしまうと変色の原因になるため、日の光があたらないように気をつけましょう。
さらに湿気にも気をつけ、風通しのよいところに保管するのがいいでしょう。
最近では紙の保存ケースなども販売されているので、それに入れて保存すればより簡単です。
この場合もケースの中に防虫剤を入れておくと安心ですね。
紙を美しく保存して、いざ使用するときのために万全の状態にしておきましょう!
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一番分厚い紙
- 2022-06-13 (月)
- 印刷知識
印刷に使われる用紙で最も分厚いものといえば、どのくらいのものなんでしょうか。
一般的に使用される用紙の厚さは、だいたい90kg・110kg・135kgの3種類が多いです。
そして、印刷会社で印刷できる最も分厚い用紙は、310kg程度です。
もちろん、保有している印刷機器によっても違ってはくるのですが…。
ではこの310kgというのは、具体的にどのくらいの厚みなんでしょう。
例えば、上質紙でいえば90kgなら0.120 mm、110kgなら0.148 mm、135kgなら0.178 mmという厚さになります。
310kgなら、厚みは0.370 mmということになります(コート紙の場合)。
単純に見れば、135kgの紙の倍以上の厚さになるわけです。
これくらいの厚さの紙は、カード印刷などに使われます。
また、メガホンにも使われるといえば、その厚みをよりイメージしていただきやすいのではないでしょうか。
しかし、310kgの紙を使用して印刷作業を行える印刷会社さんは制限されますから、この厚みの紙を使用した印刷物を作成したい場合は、まず印刷会社さんに確認してみてくださいね。
その印刷会社さんで対応できなくても、対応できるところを紹介してもらえることがありますから、遠慮なくご相談なさってください。
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ロール紙の印刷
- 2022-06-02 (木)
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ロール紙とは、その名前からも想像できると思いますが、長い用紙を芯に巻きつけた形状の用紙のことです。
この用紙は、たとえば横断幕や壁画、看板などの縦や横に長く見せたいものに利用されるものですね。
皆さんも、どこかで一度は見たことがあるのではないでしょうか。
ロール紙の印刷は難しそうに見えますが、実は家庭用のプリンターでも印刷することが可能なんです。
ロール紙印刷用のソフトもいろいろ提供されていますので、ソフトとロール紙ホルダーさえあれば、印刷できてしまいます。
ちなみに、ロール紙ホルダーがない場合は紙を切って印刷すれば、通常の用紙と同じ方法で印刷することもできます。
ですが、きちんとした雰囲気を出したい、格式を重んじた集まりなどの場合は、印刷会社さんに依頼して作成するのが安心でしょう。
印刷のプロが印刷したものは、家庭用プリンターで印刷したものとは美しさに格段の違いが出ます。
また、家庭用プリンターで印刷する場合には、時間もかかりますし、何度もやり直す必要がある場合、備品もその分消耗してしまいます。
時間や経費を無駄にしたくない、とお考えの方にも印刷会社さんに依頼することをお勧めします。
三陽美術でも、ロール紙の印刷について承っておりますので、お気軽にご相談ください。
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クリアファイルの印刷
- 2022-05-28 (土)
- 印刷知識
企業さんは販促物として非常に幅広く、様々なものを利用されていると思います。
その中でも、利用頻度が高いものの一つに「クリアファイル」があります。
クライアントなどに渡せば、仕事で使ってもらえる率が高く、そのたびに目にしてもらえるという利点があります。
印刷ができるクリアファイルの大きさにもいろいろありますが、やはり定番はA4サイズですね。
仕事で使う用紙のサイズとしてはA4が推奨されていますし、ほとんどの企業さんが書類などはA4サイズを利用しています。
それより大きなクリアファイルでも使うことはできますが、大きいとちょっと邪魔ですよね。
また、小さければ書類自体が入れられず、使えないという事態になってしまいます。
ですからやはり、作るならA4サイズがお勧めです。
印刷の方法は、箔押しやシルクスクリーンなどがあります。
箔押しは比較的小さな面積への印刷になり、その分コストもリーズナブル。
小さくても箔押しなら目立ちますし、ワンポイント的に入れられて仕事でも使ってもらいやすいでしょう。
シルクスクリーンの場合は、大きな面積に印刷する場合に利用します。
厳密に色を指定したい場合はこちらをお勧めします。
箔押しよりコストがかかってしまいますが、より綺麗で目立つものを作ることができますよ。
クリアファイルの印刷、ぜひお試しください。
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名刺の起源は中国に
- 2022-05-10 (火)
- 印刷知識
名刺の起源は中国に
現在ではビジネスシーンに欠かすことのできない名刺。
この名刺の起源は、中国にあったことをご存知でしょうか?
7~10世紀の中国の書物には、すでに名刺の存在が登場しています。
といっても当時は今のような使用方法ではなく、訪問した先が不在の時、木や竹の札に名前を書いて戸口に刺しておき、訪問したことを知らせるものでした。
名刺という名前は、この札のことを「刺」と呼んでいたことから来ています。
紙や名刺など、中国から発祥した印刷に関連するものは意外と多いんですね。
名刺が日本に伝わったのは、19世紀、江戸時代のころです。
このころに使われていた名刺の役割は、当初の中国と同じく、訪問先が不在の時に、訪問したことを知らせるために使われていました。
今のような使われ方をし始めたのは、1860年代の幕末のころと言われています。
以後、盛んに使用されるようになり、社交の場などに活躍の場が広がった後、今のようにビジネスシーンで活用されるようになったんですね。
国によって今でも名刺の役割は微妙に違い、例えばアメリカでは公私で別の名刺を使用したりします。
日本ではビジネスで使用することがほとんどですが、プライベートの名刺を作ってみるのも楽しいかもしれません
ね。
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印刷組合勉強会
印刷組合勉強会
様々な業界で組合が設立されているのは皆さんもご存じかと思います。
印刷業界にも印刷組合が存在しますが、その印刷組合が開催する勉強会が印刷会社のスタッフ向けに行われています。
その内容は非常に幅広く、多種にわたります。
印刷技術についてはもちろん、営業職向けのDTP講座や、新人研修、生産管理についてや仕事の進め方といったことまでいろいろと勉強することができるんですよ。
日々勉強を積み重ねる機会は非常に大事です。
大企業ならこれらの勉強会を独自で行っているところがほとんどですが、私たちのような中小企業の場合は組合で開催される勉強会に参加するのが一番なんです。
新しい情報を知ることもできますし、同業者と顔を合わせ意見交換することもできますから、これはとても重要な場の一つになっています。
ちなみに印刷組合の仲間の中では勉強会だけでなく、見学会や交流会、コンペなどといった交流を深めることも多くあります。
こうして皆、日々技術と知識をレベルアップさせているんですね。
当社でもよりクオリティの高い印刷物をご提供できるよう、より技術の知識の向上につとめ、情報収集を怠らず研鑽を積んでいきたいと思います。
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大阪の印刷会社 大阪府松原市高見ノ里3丁目16番2号
TEL:072-331-0816 FAX:072-339-2188
お問い合わせ http://www.sanyoubijyutsu.co.jp/info/contact.html
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廣済堂さんと印刷会社
- 2022-04-12 (火)
- 印刷知識
廣済堂さんと印刷会社
廣済堂さんは昭和24年に創業した印刷会社さんです。
もともとは小さな印刷会社であったにも関わらず、60年を経て勢いのある企業に成長してきました。
それはひとえに、時代の流れを読み、それにあったサービスを開発・提供してきたからでしょう。
「印刷」という枠にとらわれず、その根本にある「人と人とをつなぐ」というところに観点を置き、印刷はもちろん、映像、インターネット、そして人材サービスまで幅広く事業を展開し、成功につなげています。
取引先も制限せず、一般企業さんから官公庁、学校、個人の方まで、間口を広く設けています。
印刷業界はインターネットが普及し始めたころから「不況」と言われ始め、現在は世界の不況を受けさらに厳しい現実にさらされています。
そんな状況に身を置く印刷業者も、時代にあったサービスを展開する必要があります。
廣済堂さんはそんな印刷業界のよい「お手本」となる企業さんではないかと思います。
印刷会社も印刷だけにこだわらず、時代の求めるものを素早く汲み取り、それを必要なところへ提供していくことが重要になるのでしょう。
そして、それを成功させることができた企業が生き残る時代が来ているのかもしれません。
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オーバープリントとは??
- 2022-03-17 (木)
- 印刷知識
印刷ねた:オーバープリントとは??
フルカラーで印刷を行う場合、基本となるのはC(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)K(ブラック)の4色です。
この4色を重ねることでフルカラーを表現するわけですが、色を重ねて印刷するときに微妙にズレが生じます。
特に、ブラック1色の印刷が存在するときにはこのズレが顕著に出ることがあります。
と言うのも、CMYの3色で背景などを印刷し、そこにブラックで文字などを載せる場合、ブラックで印刷される部分は他の色はのらず白抜きされた状態になります。
そこにブラックの部分を印刷をすると、どうしても微妙にズレてしまい文字が読みづらくなってしまうんです。
そのためにあるのが「オーバープリント」という処理です。
これは、黒100%で印刷される文字の場合は、背景の上に直接ブラックのインクを重ねて(ブラックの部分も他のカラーインクをのせてしまう)印刷する方法です。
これを行うことで、微妙なズレを防ぎ、きれいに仕上がると言うわけなんです。
ただし問題点もあります。
この処理をするとイラストなどに使われているブラックの部分もオーバープリントされてしまうということ。
この場合、後ろの背景が透けて見えてしまい、イラストとしてきれいには仕上がりません。
これを回避するには、CMYそれぞれのカラーを1%だけ入れる設定にすればOKです。
オーバープリントをうまく利用することで、よりきれいな印刷物に仕上げることができます。
データ入稿の際は、これらを踏まえてカラー設定をしてくださいね。
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大阪の印刷会社 三陽美術 大阪府松原市高見ノ里3丁目16番2号
お問い合わせ http://www.sanyoubijyutsu.co.jp/info/contact.html
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トンボとは??
- 2022-03-16 (水)
- 印刷知識
印刷ねた:トンボとは??
今回は「トンボ」についてお話します。
「トンボ」とは、印刷物を作成する際に、さまざまな印刷作業の目安としてつける目印のことです。
「トンボ」と言っても、いくつか種類が存在します。
センタートンボは、印刷物の天地、左右の中央を示すもので、多色刷りや両面印刷の際に位置合わせを行う重要な目印になります。
角トンボは仕上がりサイズを示すもので、印刷物の四隅に付けます。
角トンボは通常二重線になっており、1本は裁ち落としの際に3mmほどの塗り足し幅を残すための目印となります。
二重線の内側は内トンボ、外側は外トンボといいます。
また、折り加工が必要な印刷物には、折りトンボが付けられます。
折りトンボは他のトンボと違って少し特殊で、実際に折り加工を行う際にはあまり必要ではありません。
が、DTPの段階で大体の折り位置のを把握するために必要性があるものなんです。
トンボは印刷物をズレ無くきれいに仕上げるために、必要な「目印」です。
印刷の工程はさまざまな段階を経て行われるため、1回1回の工程で位置をきちんと合わせるために目印は欠かせないんですね。
ちなみに「トンボ」という名前は、通常の形が十字型をしており昆虫のトンボに似ていることから来ています。
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紀州の色上質といえば
- 2022-02-19 (土)
- 印刷知識
「紀州の色上質といえば」
「色上」といえば紀州が有名です。
上質紙は、原料を化学パルプ100%にて製造された用紙のことを指しますが、書籍・広報誌・会報・カタログ・チラシ・ポスター・カレンダー・コピー用紙など幅広い分野に用いられるのですが、その色を確認する際に用いるのがこの色上質。
色上質にもいろいろありますが、最も有名なのがこの紀州製紙の色上質。
もちろん当社三陽美術でも紀州製紙さんの色上質を用いています。
この中でも出しにくい色目などは特色印刷で仕上げることもありますので
お気軽にご相談ください。
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名刺・封筒の印刷は、大阪の印刷会社、三陽美術へ
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森澤信夫氏と印刷
- 2021-12-15 (水)
- 印刷知識
森澤信夫氏と印刷
皆さんは「森澤信夫」という方をご存知でしょうか。
印刷業界にお勤めの方なら、ご存知の方も多いと思います。
森澤信夫氏は、写真植字機の発明者であり、かつ手動写植機や電算写植機のメーカーである「モリサワ」の創業者です。
写真植字機は通称「写植機」と呼ばれ、写真技術を応用したもので、文字盤やレンズを通して光によって印画紙に感光させることで植字し版下を作る機械です。
森澤氏は、仕事上の関係から輪転機を完成させるものの、活版印刷というものがいかに大変なものかということを身をもって知ることになったといいます。
そして、この写植機を開発するにいたるのです。
写植機が開発されたことで、少しずつではありますが印刷業界と印刷物は大きく発展していくことになります。
例えば、活版印刷の場合、文字サイズごとに一揃いの活字を用意しなければならず、面積や費用の問題から利用できる書体が少数に限られていました。
しかし、写植機が開発されてからは、一つの文字盤があればサイズを限定することなく出力することができるようになったため、利用できる書体の種類が大きく広がったわけです。
これだけでも、印刷の表現の幅はかなり広くなりました。
現在の印刷技術にまで発展できたのも、森澤氏の発明があったればこそ、ともいえるんですね。
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卓上カレンダー印刷
- 2021-12-12 (日)
- 印刷知識
卓上カレンダー印刷
そろそろ年末も近づき、新しいカレンダーの準備もしなければならない時期です。
オフィスのデスクなどに卓上カレンダーを置いておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
卓上カレンダーは、ちょっと日付を確認したり、予定を書き込んでおけばいちいち
手帳を開かずにチェックできるという利点があります。
取引先などに配るなどの理由でノベルティなどとして利用されることも多い卓上カレンダー。
実際、印刷が多くなるのは夏ごろからです。
そして早ければ9月ごろには、その多くが配られ始めるんです。
ビジネスで卓上カレンダーを依頼される場合、特に多いのは外枠からカレンダー自体まですべて紙で作られているものです。
この卓上カレンダーの場合、たいてい外枠の部分に会社名やロゴなどを印刷することがほとんどです。
これ以外にも、CDケースサイズのものや上部がリングで綴じてありひと月ごとにめくる形になったもの、
さらにはメモ用紙と一体になったものなど、卓上カレンダーにもさまざまな種類があります。
より企業イメージにマッチしたものを選べば、注目度もアップしますよ!
卓上カレンダーのご相談も三陽美術にお任せください。
カレンダー印刷は最近では企業さんでも年末お客さんに渡されることも少なくなりつつありますが、
まだまだ喜んでいただける販促物のひとつ。
卓上カレンダー印刷もいろいろアドバイスさせていただきます!
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UD(ユニバーサルデザイン)カレンダーの印刷
- 2021-11-09 (火)
- 印刷知識
UD(ユニバーサルデザイン)とは、老若男女といった差異や、障害などの如何を問わずに利用することができるという意味を持つ言葉です。
近年では様々なもの(特に公共で利用されるもの)にユニバーサルデザインが採用されてきています。
これを、印刷物に取り入れる動きも進んでおり、今回はその中でもカレンダーについてお話しします。
カレンダーは日常生活になくてはならないものですよね。
しかし、普通のカレンダーでは、視覚に障害を持つ方には見ることができません。
そこでまず作られたのが点字カレンダーです。
確かに点字カレンダーなら、視覚障害者でも日にちを確認することができます。
ですが、これをさらに進化させ、デザイン性もあるカレンダーを作ろう、という動きが高まっています。
たとえば、弱視の方のためには点字ではなく読みやすいデザインを、と用紙をマット紙にして光るのを防止したり、フォントを見やすいものにするなどといった工夫を凝らしたものが登場しています。
また、キューブ型のカレンダーなどもあり、健常者が普通に目で見て楽しめる半面、視覚障害のある方は点字でカレンダーを確認できるといったものもあります。
これからもよりさまざまな形のユニバーサルデザインカレンダーが登場することでしょう。
障害など垣根を越えて楽しめる印刷物を世に送り出せるよう、私たちも頑張ります。
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圧着印刷の利点
- 2021-11-04 (木)
- 印刷知識
圧着印刷とは、紙と紙をくっつける(圧着)し、掲載した内容を外から見えない状態にする加工のことです。
これは、もちろん後から簡単に開くことができるようになっています。
圧着ハガキを見たことがあるでしょうか?
送付の際には、ハガキサイズに圧着されているので輸送途中に内容を見られることなく、送付先に届けることができます。
そして受け取った人は、その圧着部分を開いて内容を確認することができるんです。
ですから、個人情報などが掲載された書類を送る時には、非常に便利で安心です。
また、圧着加工を施すことで紙のサイズを小さくすることもできるので、たとえば封書で送らずともハガキで送付できコストを削減することができる、といったメリットもあります。
これらのメリットを重視し、圧着ハガキを利用する企業さんが非常に増えています。
簡単に圧着できる手紙セットなども売られていますね。
これだと中身を他人に読まれることなく、またハガキの送料で手紙を送ることができます。
ビジネスはもちろん、プライベートでもメリットが高い圧着印刷、ぜひ利用してみてくださいね。
三陽美術でもご依頼を承っておりますので、どうぞお気軽にご連絡ください。
お待ちしております。
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連続伝票
- 2021-07-23 (金)
- 印刷知識
連続伝票
連続伝票は単独の伝票と違い、プリンタなどを通して印刷されることを想定した作りになっています。
専用プリンタやインクジェットプリンタなどを利用して、まとめて伝票をプリントアウトするという企業さんも多いことと思います。
最近特にご依頼の多いものは、マイクロミシン目の入った連続伝票の印刷です。
マイクロミシン目だとミシン目が非常に細かいため、プリンタで紙送りを行う際に引っかかってしまうことが少ないからということ、またカットしたときにも切れ目が非常にきれいということが大きなメリットになっているようです。
連続伝票の場合は、1枚ものの伝票も複写式のものも同じくらい依頼があります。
昔は複写式のほうが圧倒的に多かったのですが…インクジェットプリンタやレーザープリンタが多く使われるようになったということも影響しているようですね。
連続伝票は一度に複数の取引先へ送るための伝票を印刷できるのが大きな魅力です。
会計関係を独自のソフトなどで管理している企業さんも多いので、それにあわせた項目などが入った伝票を作成してほしいということが多いんですよ。
連続伝票にも、通常の伝票と同じように、コーポレートマークを入れたりすることが可能ですから、ご入用の際にはぜひ印刷会社さんに相談してみてくださいね。
もちろん、当社にご依頼いただいてもOKです!
真心こめて対応させていただきます。
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