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パピルスと印刷の歴史

パピルスと印刷の歴史

今回は歴史と印刷の話。
皆さんはパピルスをご存知でしょうか?
学校の授業で習ったり、最近では映画「ダヴィンチ・コード」にも登場したりと記憶にある方も少なくないのではないでしょうか。

パピルスとは、カヤツリグサ科の植物です。
これを刈り取り、茎の皮を2日ほど水につけ分解させます。
そしてそれを布などを張った台の上に少しずつ重ねながらおいていき、さらにその上に、今度は繊維の方向を変えて重ねていき、それを強く叩いて繊維をつぶし、ローラーなどで圧力をかけて水分を抜いていきます。
さらに陰干しして乾燥させ、最後に石や象牙などでこすって平らにして仕上げます。
これで初めて「パピルス紙」が誕生するのです。

この「パピルス紙」は、古代エジプトから使用され始めた筆記用の紙。
ひとつひとつ手作りし、また完成するまでに多くの人手と日数が必要だったためとても高価なものでした。

湿気に弱くカビが生えたり、折り曲げに弱く、強度に問題があり、やがてパピルスに代わり使いやすい羊皮紙、そして東方から伝わった紙へと媒体が変化していったのです。

紙自体の歴史に比べると、印刷の歴史はまだ浅いものです。
印刷の歴史の始まりは、8世紀初期の中国の木版印刷です。
ちなみに中国では、西暦100年頃にはすでに紙が発明されていたんだそうです。

紙と印刷は切っても切れない関係、です。

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